※あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではございません
「私は子育てに向いていないんじゃないか」と悩んでいた本当に辛い時期がありました。
子供が三歳の時です。
「悪魔の三歳児」って言うくらい、三歳の子供って育てるのが一番大変みたいなのですが、相談できる相手がいなかった当時の私は、こんなに上手くいかないのは私の育て方に問題があるんじゃないか？って思ってしまい、自信が全くありませんでした。
幼いころのコンプレックスから、「完璧な母親」を目指していた
子供に最高の教育をする、理想の親でありたいー…。
私は、子供の頃から、「完璧なお母さん」になるのが夢でした。
私は三人兄弟の末っ子の私は親から放置されて育ったのですが、適当で放任主義の親がコンプレックスでした。
学友会や部活で小さい頃から習い事をしている子達が活躍しているのが羨ましくて仕方がなく、特に中学生の合唱コンクールでピアノの伴奏を担当した親友のY子は輝いていて、終わった後無理やりでもいいから私にピアノを学ばせて欲しかった、と子供心に思っていました。
なので、子供に多少嫌がられても、子供が将来困らないように色々なことを学ばせたいと決めていて、わたしの適当な母親とは違い、理想的な母親になることを決めていました。
職場で知り合った夫は私の育児論にも賛成してくれており、妊娠時に私と夫はインターネットや育児の本をかたっぱしから読み込み、子供が健康になる体操から子供の叱り方まで学んで、あらゆる状況でも対応できる万全な状態で子供を育てる準備をしました。
子供が産まれてからは大変な毎日だったけれども、勉強の甲斐もあり、特に大きな問題なく子供を育てられました。
問題は、子供が三歳になってからでした。
イライラの日々。私の子育ては間違ってたの…？
三歳になったうちの子は、何を言っても「イヤ！」の繰り返し。冬なのにコートを着がらなかったり、家で何度言ってもトイレに行かず、バスでおもらししてしまったりと、子供だから仕方がないとは言え、あまりに回数が多く…。
しかも、何度注意してもおんなじことを繰り返し、「ゴメンナサイ」も言えない時もある。
保育園でも他の子は保育園の先生の言うことを聞いているなか、うちの子だけは、先生の言うことを無視して、周りのお友達に迷惑をかけたり、先生を困らせてしまったり。
子供は「褒めて育てる」と決めていたのに、気づいたら周りに人がいる状況でも、「何回言ったらわかるの！」って怒鳴っていました。
怒鳴るような親にならないと誓っていたのに。
子供を寝かしつけた後、寝顔を見るたびに自己嫌悪に陥る日々。
どうしてうちの子だけ言うことを聞かないんだろう？少し前までは、きちんと母親の言うことを聞く子だったのに…。
そして、何よりも嫌なのはイライラしてしまう自分。「うるさい！」「いい加減にして！」と大人なのに感情のコントロールもできず、必要以上に怒鳴りつけてしまっていることも分かっています。
忙しい夫のためにも、家事も完璧にこなしたいのに、それも疎かになってしまっていました。
「私の育て方が悪かったのかな？なにが間違っていたの？こんな母親の元で育っている息子は不幸なのでは…？」
と毎日悩んでいました。
自分に責任があるのではないか。そう悩んで某子育て系の掲示板で相談したら、あるママから占いをすすめられました。
何に頼ればいいのか分からなくなった私は…
占いなんて…と思いつつも、子育ての本や、ネットの記事なども読み漁って、何が正しいか分からなくなっていた私。
試しに使ってみたんです。その時の結果は…
期待しないで占っていたからかもしれませんが、思った以上に当たっていて一気に引き込まれてしまいました。
子供だって人間ですし、マニュアル通りに何もかも行かないって当たり前のこと、いつの間にか忘れていました…。
今年から旦那は部下を多く持つ役職になったので帰りが遅くなることが多く、私が一人でなんとかしなきゃって気持ちも強くなっていたので、気づけなくなっていたのかもしれません。
そして最後に、私は薄々気づいていたけれど、認めたくなかったことが書かれていました。
「いいママ」であろうと、無理している
でも…じゃあどうすればいいの？その答えも、占いには書いてあったんです。
ママ業に手を抜いてもいい、なんて発想、無かったんです。
専業主婦だから、育児を完璧にすることが私の仕事で、手を抜かずに頑張ることが当たり前のことなんだと思っていました。
でも、「その完璧にしなきゃいけない」という意識が、子供も、自分も追い込んでいたのかもしれません。
少しでも理想とズレたら落ち込んだり、子供を怒鳴ったり…。
私は「いいママでありたい」という理想で、自分で自分の首を締めてしまっていたのでした。いいママであろうとしすぎて、私は子供にとって「大好きなママ」なんだっていう、当たり前のことすらも、忘れていたんです。
いつのまにか占いを読みながら泣いていました。
私、もう少し、気楽に子育てをしてもいいのかも…。
そう気付くことができて、心がフッと軽くなりました。
完璧にこなすことはやめて、気楽に育児をした結果…
占いをしてから、なんでも完璧にこなす必要が無いことに気づけた私。
「これくらいでいいや」「完璧にできる人なんているわけ無い」と考えるようにし、気楽に自然体で育児をするようになってから、イライラが大分おさまり、怒鳴ることがなくなりました。
そのせいか私の笑顔も、子供の笑顔も増えてきました。
まだまだ手はかかるし、言うことを聞いてくれない時も沢山あります。やっぱり、どんなに頑張っても、３歳の子供はわがままばかりで、イヤイヤばっかりする生き物みたいです。（笑）
それでも、今は大丈夫。
自分をコントロールできるようになったから。
私のイライラの元は、子供ではなくて、自分の高すぎる育児への理想だったのだと思います。
はじめてのことばかりの育児。
誰にも相談できなかったり、うまくできない自分を責めたり、孤独を感じてしまったり、自分は子供に愛情がないのでは…と悩んだり。
私は、自分の考えに固執しすぎて、様々なものを見失っていました。
自分が今なぜうまくいかないのか、それを知るだけで、楽になるなんて思いもしなかったので、あの占いはやってみて良かったです。
もしもあなたも悩んでいるのなら、試しに一度体験してみては如何ですか？
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