「ずっとひとりの人を大切にし続ける自信がない」「好きな気持ちをうまく伝えられない」など人の愛し方がわからなくて、恋愛や結婚に踏み込めなかったり、浮気や何股もかけてしまう人は、親からの愛情に関するトラウマがあり人間不信になっているかも!?ここでは、幼少期の影響が及ぼす愛着障害についてご紹介します。
人の愛し方がわからない理由
人は愛されないと人を愛せない、つまり「愛のあたえ方がわからない」「人の愛し方がわからない」という状態になります。子供が本来最初に受ける親の愛情が希薄だったり、屈折していたり、あるいは虐待や育児放棄といった経験のある人は、こういった状態に陥ることが多く見受けられます。
愛着障害とは?
親が子供に嘘をついたり、暴力をふるっていた場合、「人は信用できない。愛したら裏切られる」。親が他の兄弟と自分を差別していた場合、「自分は人に嫌われる人間だから、人に愛されるわけがない」。 親が不安定で子供が支えていた場合、「自分は完璧で人に頼らない人でいないと、人に愛されない」。というように、幼少時代の親の愛情や状態が子供に与える影響は計り知れないもので、この思考は大人になってもずっと消えません。
愛情に飢えて不安を感じ、満たされていなかった子供は、思春期や大人になる過程で、リストカットや摂食障害に悩まされたり、セックス依存や恋愛依存の傾向になる場合もあります。
愛着障害の人に見受けられる愛し方
愛着障害の人は、かたちのない愛に不安を覚え、金銭や高価なプレゼントを貢いだり、見返りをもとめるなどの依存恋愛が見受けられます。 自分への関心や愛情欲しさに、リストカットや浮気、暴力に発展するケースも少なくありません。
どんなに愛されていたとしても、愛されることに自信がないから愛することも怖いというスパイラルから抜けられず満たされないため、先に裏切って何股もかけるという人も。
愛着障害とのつきあい方
愛着障害のある人には、ちゃんと向き合って幼少の事も含めて話せるパートナーが必要です。たくさんの人に愛される必要などなく、たったひとり必要としてくれる人がいれば良いのです。
ただ、ぎゅっと抱きしめる。「好き」と言葉にする。まずそこからはじめてみましょう。 信じることが怖いことなのは、みんな同じです。傷つきたくないのもみんな同じ。一度でも愛し愛される経験ができれば、きっと乗り越えられます。
心理カウンセラーなどの専門家による退行睡眠といった方法でトラウマを克服する方法もあります。
人の愛し方がわからない人が、人間不信になるのは幼少期に満たされなかった記憶が関係しているのですね。幼い子供にとって親は神、世界の全てなので、大人になっても影響を受け続けるものなのです。かといって、幸せになれない、愛せない、愛されないということではありません。一歩踏み出せば、愛することはなにも難しいことはありませんよ。
出典:占いストリート
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