「いい恋をしたい!」…そんなあなたへ

鑑定人数のべ350万人以上にのぼる、伝説の占い師・新宿の母のコラムをお届け致します。

第6段のテーマは『いい恋って何?』

「いい恋をしたい」。よく聞かれる言葉ですよね。だれだって素晴らしい恋愛に憧れます。

ところで、いい恋愛ってどんなものだと思いますか?うれしくてウキウキした感じ?それとも、穏やかで安心感に包まれた感じ?いずれにしろ、明るくて幸せなイメージだと思うのよ。

ところが、現実の恋というのはツライこともあれば悲しいこともある。しかも恋愛の性質上、情熱という点ではどうしても下降線をたどらざるを得ないわよね。すると「もっと、いい恋がどこかにあるはず」と、新しい出会いに走る人も……。

でもね、いい恋に出会った人というのは、どこにもいないのよ。残念ながら、いくら追い求めても見つからないものなんです。

「そんなはずない!」。そう思った人も多いでしょう。もちろん、いい恋をしている人たちは、たくさんいますよ。

私が言っているのは「いい恋に出会った」人のこと。つまり、いい恋というのは、そこにあるものじゃないんですね。恋するふたりがつくっていくものなんです。

はじめから、いい恋愛があるわけじゃなく、それぞれのカップルが時間をかけて、いい恋に育てたんですよ。お互いの縁を特別なものに変える努力をした結果なの。

キラキラと輝くような恋愛がどこかにあり、それに出会いさえすれば明るく楽しい毎日が送れる……。さすがにこれは言いすぎかもしれないけど、似たような考えをもつ女性は少なくないんですね。いい恋愛というのは、ふたりでつくるもので、彼が一方的に与えてくれるものではありませんよ。

それにね、どんな大恋愛だって、時間がたてば出会った当初の気持ちは薄らいでいきます。つき合う中で努力や工夫をしなければ、いい関係というのは続きません。与えられた縁をいい出会いにしようという強い意志が必要なの。

いい恋愛と聞くと甘く情熱的なイメージをもちがちだけど、そんなフワフワしたものだけで成り立つものじゃないのよ。しっかりした心づもりや意欲も必要です。

ということは、いい恋愛をするいちばんの近道は、恋に頼らないことかもしれないわね。自分の中に幸せを見つけられる人は、努力や工夫ができる人でしょう?

そう、積極的に努力したり工夫することこそ、いい恋愛の絶対条件。自分の中にある幸せに気づける女性になって、いい恋愛をしてくださいね。


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新宿の母

昭和5年、七赤金星、午年生まれ。 5歳のときに父と死別、貧しさの中に育つ。 結婚後も、子供の死、離婚など、人生の苦悩を経験するが、持ち前のバイタリティで占いの世界へ。 厳しい修行の後、新宿の街頭で占い師として独立。 そのエネルギッシュで思いやりあふれるアドバイスで、 いつしか「新宿の母」と呼ばれるようになる。以来、新宿の街頭に立ち続け、50年間。 訪れた相談者はのべ350万人以上にのぼる