鑑定人数のべ350万人以上にのぼる、伝説の占い師・新宿の母のコラムをお届け致します。
第1段のテーマは『恋人がいる人を好きになったら』
好きな人には、もうすでに恋人がいる……すごくショックなことよね。
その時点で、片思い決定なのですから……。
それでも、あきらめきれないのが恋心というものなのでしょう。
相手が独身なら、まだチャンスがあるわけだから、好きでい続けることは構わないと思うのよ。
恋人がいる相手のことは忘れて、別の人を探すのがいちばんですが、どうしてもあきらめきれないのなら仕方ありませんものね。
より魅力的になるための努力をしながら、チャンスを待つしかありません。
ただし、相手の恋人を恨んだり、ふたりの仲を引き裂こうとしたりするなど、負の感情を募らせてはいけませんよ。
好きな人に愛する人がいてしあわせそうなら、そのことをよろこんであげるのが本当の愛です。
しあわせなカップルの邪魔をして強引に相手を奪っても、結局ロクなことにはなりません……。
いつか自分も同じような目に遭うなどして、しあわせな状況を奪われることになりますからね。
大切なのは、自分磨きに励む、好きな人のしあわせを応援するなど、片思いのエネルギーをプラスのエネルギーに変えていくことなの。
その前向きな姿勢を続けていくことで、あなたの魅力が増せば、相手が振り向いてくれる可能性も出てきます。
でも、マイナスの感情にとらわれて、ウツウツと過ごしていては、魅力がどんどん失われていってしまいます。
第三者の目で自分を見つめてみれば、わかるのではないかしら。
自分の好きな人が、自分以外の人を愛しているからといって、そのことを恨んだり、ふたりのしあわせをこわそうと企んだりしている姿を想像してみてほしいのよ。
そういう自分勝手な人間に魅力がありますか?
愛する人に好かれると思う?
恋人がいる相手に振り向いてもらうためには、その恋人以上に魅力的な人間になることが大事。
自分の魅力を高めることが唯一、両思いになる方法なのよ。
ただし、ひとくちにカップルといっても、熱愛中のカップルから惰性でつきあっているカップルまで、いろいろです。
好きな人がアツアツの恋人同士なら、そっと見守る姿勢でいたほうがいいけれど、迷うケースもあると思うの。
長くつきあっているためマンネリ気味、ケンカばかりでうまくいっていないなど、ふたりの関係にほころびが見えている場合もあるでしょう。
一見、両思いになるチャンスに見えるのだけれども、勇み足は禁物です。
こういうときこそ冷静にならなくてはいけませんよ。
■恋人がいるあの人…あきらめたくない!この恋に可能性はある?
「恋人がいるあの人に恋をしてしまいした。でも、あきらめたくない!」あなたの強い意志がわかります。では、この恋に可能性があるのか、ふたりの結末まで、全てお伝えしていきますので、よく聞いてくださいね。
昭和5年、七赤金星、午年生まれ。 5歳のときに父と死別、貧しさの中に育つ。 結婚後も、子供の死、離婚など、人生の苦悩を経験するが、持ち前のバイタリティで占いの世界へ。 厳しい修行の後、新宿の街頭で占い師として独立。 そのエネルギッシュで思いやりあふれるアドバイスで、 いつしか「新宿の母」と呼ばれるようになる。以来、新宿の街頭に立ち続け、50年間。 訪れた相談者はのべ350万人以上にのぼる
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